牧場見学三日目
朝もはよから三石へ向かいました……といっても、7時半過ぎですが。
ちょっと早くて、三石には8時半に到着。
道の駅で時間をつぶし(というか、コンビニ弁当しこたま食べて)、mさんにメールで、
レースホースの場所を聞いて、
最初の”スギノ”でおなじみ(最近は冠名つけないみたいですけど)明治牧場へ。
「エレガンスと、先日勝ったイアラくんのママ・フェアリーに会わせて頂きたく、
こちらに伺ったのですが」
と、牧場の方に話し掛けると、
「エレガンスはすぐ裏手の放牧地にいるけど、フェアリーはお隣行っちゃったんだよ〜」
先日のこともあり、がーん! 会えない!? と思ったのもつかの間、
「お隣に行けばすぐに会わせてくれると思うから、聞いてみるよ」
と、わざわざ電話していただくことに!感謝、感謝です。
その間に、エレガンスのいる放牧地へ。
「顔、わかる〜?」といわれて、4年前に会ったきりなので、
弱気に「わかんないかもです〜」というと、
「あの顔上げて、こっち見てる馬だよ」と、指されてるほうを見ると、
こちらに顔を向けてるお馬が二人。ひとりは真っ黒。そしてもうひとりは明るめの鹿毛。
すぐに、鹿毛のお馬だということは判りましたが、でも、
ちょっと遠かったため、半信半疑。放牧地のすぐ近くまで行くと、
ちょっとがけになっていたので、この下に降りてもいいですか、と聞いて、
許可をいただいてから、下へ。
すると、そのこちらを見ていたお馬二人とも、近づいてくるではありませぬか!!
うひゃ〜、と、わくわくしながら、待っていると……私の近くの水のみ場へ。
えぇん、そういう落ち?? なんて思いながら見ていると、
こちらを見ながら水を飲む鹿毛のお馬。……エレガンス!!
思わず声をあげると、一通り飲み終えたのか、
彼女は自分の背より少し高い柵の上から顔を出してくれるではありませんか!
カメラを用意していなかった私、慌てて出すも、エレガンスはすぐに顔を下げてしまいました…。
そして再び水飲み……。が、そのあともエレガンスは私のそばにいてくれました。
私の近くのはそんなにおいしそうな青草ではなかったのですが、
その周辺のものをず〜っと食べていました。
しばらくすると、お隣の牧場の方と連絡が取れた、ということで、
どの辺にいるか話を聞いてると、エレガンスはさっさと、放牧地の真中へ…。
ほかのお馬に会う、ということがわかっちゃって怒っちゃったかな…。
ごめんよ、エレガンス〜。とエレガンスのほうを見て心で謝りながら、
牧場の方に御礼を言って、お隣の森牧場へ。
牧場の場長さんらしき方が、私をすぐに発見してくださって、
フェアリーの元へ案内してくださいました。
フェアリーはほかのお馬二人と放牧されていて、
場長さんが中に入ると、「帰るの?」といわんばかりに、
みんなで出入り口付近へ。私も、入っていいと許可をいただいたので、
中に入ると、ほかのお馬・鹿毛のお馬に興味津々と
ばかりに匂いをかがれてしまいました。彼女は私が気に入ったのか、
なぜか後ろを追いまわされました。
フェアリーは、というと、てっきりイアラみたいに
暴れん坊な性格してるのかと思ったのですが、
そんなことは全然なく、おっとりとしていました。うわ〜、イアラとはぜんぜん性格ちが〜う、
と私が口走ると、そのままイアラの話へ。
パドックでのイアラの暴れっぷり(新馬戦のときの事)を話すと、
フェアリーはそんなことはなくて(ごめん、イアラ)、
この二人(ほかのお馬)もおっとりしてるけど、
フェアリーはそれ以上におっとりしてて、何をしても怒らない、とのこと。
ためしに許可をいただいてから、鼻を軽くつまみあげたり(こらこら)、
耳を触ったり(嫌がる馬が多い…)したのですが、ちっとも気にせず、
”何してるんだろう、この人。"という目で私を見ていました(ごめん、フェアリー、いろいろして)。 そのあと、写真を撮って、ぼ〜っとしてるフェアリーを眺めたり、
ほかのお馬と戯れたり(名前を聞かなかった…今度行ったときにでも聞こう)して、
次のレースホースへ向かおうとしたのですが、帰り際、鹿毛のお馬は、
てっきり帰れると思ったのに、帰れないの? という感じの表情で
ず〜っとこちらを見つめていました…。ごめんね…。おうちに帰れるのは、夕方だって…
レースホース牧場は午前中は11時半までだったので、
10時半を森牧場さんを後にした時点で過ぎていたので、
慌てて車を出し、途中セイコーマートによりながら、向かいました。
ついたのは50分ちょっと前。うおおおお、と思いながら、速歩で厩舎の方のほうへ。
牧場長にシャルに会いにきたのですが、と伝えると、
「ああ、今、もう一人の方が来てるんだけど、その人にはシャルの場所、
教えてあるから、その人に聞いて。えーと、Mさんだったかな、名前。」
一瞬頭が真っ白に。えーと、私の記憶が確かならば、
Mさんって、私の知り合いにも同じ名前の人が。
場長にそのことを話すと、
「下の名前は、Hさんだ、思い出した。M.Hさん」
おおおおお、同じー!!!!!!!!! ちゅーことは、ほんとうにMさん!? Mさんなのでーすかぁ〜?!
と、一人でパニックになりながら、お礼を言って、即、そのMさんの元へ。
やはり、私の思ったとおりのMさんでした。
お久しぶりです、なんて話をしながら、シャルの場所を伺うと、
シャルは放牧地が何ヶ所もありのですが、そのど真ん中の場所の、さらに真中。
うーん、遠い。
それを眺めていると、シャルはとねっこが向こう側へ行ってしまったのに
ついて行って、ミニ谷を越えていってしまいました。仕方ないので、
向こう側へ行こう、ということで、行ったのですが、
どうやらそれでも遠く、どうしよう、と二人で悩んでいると場長が見かねて、
無口の引き手を私に渡してくださって、放牧地に入ってもいいよ、
と許可をいただいてしまいました! 喜びながら、放牧地の中へ。
シャルっこやらほかのとねっこはみな人懐っこく、私たちが近づくと、
興味津々でみんな寄ってきました。写真を撮ろうとしても、大人しくないから、
ぜんぜん撮れませんでした。噛まれたり、追いかけられたり、ポケットの中をチェックされたり。
シャルや、ほかのママに助けを呼ぶも(笑)、ぜんぜん構ってくれず。
そのあと、Mさんがシャルっこに絡まれる、噛まれるで(といっても、怪我はない程度ですが)、
大変だったみたいです。私はそのとき、フィルムがないことに気がついて、
取りに車に戻ってたのですが。私もシャルっこに絡まれたり、
追いかけられたりしたのですが(服のフードが気になった模様)、
噛まれはせず。う〜ん、何で? ちょっと寂しい…。
そのあと、借りた引き手をシャルにつけたのですが、
そのとき、ようやくシャルは私たちに気がついたらしく、
私とMさんを見て、驚いた顔をしました。あれ〜? あなたたちだぁれ〜? と。
シャルは引き手をつながれても、おっとりとしたままでいてくれたので、
今がチャンス! いっしょに写真を撮りました。
シャルは"わかる”らしく、ちゃんとカメラのほうを見てくれました。
(が、私と撮った写真はシャルはカメラを見てませんでした…寂しい…。)
その後、シャルとシャルっこの姿を写真を撮ったり、
見ているうちに12時過ぎになってしまい、牧場の方の姿がまったく見えず。
引き手と、放牧地で拾った当歳用の頭絡を厩舎の中に置いて、
私は桜井牧場へ、Mさんは栄進牧場へと向かい、別れました。
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